皆さん バランス良く何秒片足立ちができますか?
「片足立ちを制するものは、末永く歩き続けることができる」
といっても過言ではありません。
今回は、片足立ちについての健康情報をお伝えします。
①片足立ちについて
片足立ち検査は、医療機関において、筋力バランス能力をチェックするだけでなく、ロコモ(運動器症候群)のリスクや転倒リスクなどの指標、基準としても活用されています。また、その指標となるカットオフ値(正常値とリスク値の境界となる値)も以下に記しておきます。
「片足立ち検査 カットオフ値」
開眼(目を開けて)片脚立位では
・「15秒以下」=15秒間片足立ちができない
↓
ロコモ=運動器症候群
(運動器の障害により移動機能の低下をきたす状態)のリスクが高まる
※ロコモとは?
来週の健康情報日記で配信します。
・「20秒以下」=20秒間片足立ちができない
↓
転倒リスク→要介護リスクが高まる
(参考文献:PTジャーナル 2009,9 高齢者の運動機能と理学療法)


片足立ちを一定時間フラつかずにできない方は、筋力やバランス能力が低下していることが示唆され、ロコモティブシンドロームや転倒、寝たきりのリスクが高まると研究の結果から明らかにされています。
人は二足歩行です。片足立ち、片足立ちの交互連続によって歩き続けることができます。
片足立ちが正しい姿勢でバランス良くできないと、動く際に筋肉や関節に痛みがでる可能性が高くなります。
結では片足立ちを
・正しい姿勢でおこなえる
・バランス良く安定しておこなえる
・カットオフ値以上の時間保つことができる
ことを大切しています。
是非一度、ご自宅でも運動機能のセルフチェックとしてチャレンジしてみてください。
※痛みが強い方、転倒のリスクが高い方はお控えください。
当院でもご希望の方、また痛みを解消するために必要な方には、片足立ちが正しく保てる方法やそれに必要なトレーニングをお伝えしていきます。
☆片足立ちを上手くできる方法のひとつとして、当院でプレゼントしている「チューニングボール」で足裏をほぐすことです。
足裏の状態が良くなれば、バランス力が格段に上がります。
あのイチロー選手も現役時代、毎試合後に必ず足裏だけはほぐしていました。遠征先にも自前の足裏マッサージ機を持ち歩いてたほどです。(NHK取材 YouTubeでも配信映像があります)
チューニングボールを以前配信した手順で取り組んだ後、片足立ちをしてみてください。きっと良い変化がでているはずです☆
※手順書はプレゼント時にお渡ししています。また、ホームページの健康情報配信日記にも記載しています。
おカラダの健康予防として、頑張って取り組んでみてください☆