ロコモという言葉はご存知でしょうか?
末永く健康で動き続けたい方には、絶対知っていただきたい名称と内容になります。
運動器(骨、関節、筋肉など)の障害によって移動機能(立つ、歩く)の低下をきたした状態を
「ロコモティブシンドローム」(略称:ロコモ)(和名:運動器症候群)といいます。
進行すると要介護になるリスクが非常に高まります。
現在、要支援、要介護になる原因の1位は転倒、骨折や関節の病気など運動器の故障であることはあまり知られていません。
よって、今回はロコモを知っていただくとともに、今現在の皆さまのおカラダがロコモに該当するか、ロコモ予備軍であるかを判別できる検査方法を写真を添えてお伝えします。
おカラダの現状を知ることは、健康増進のために最も重要であると考えています。是非一度お試しください。
ロコモの検査、チェック方法は
①簡易検査「7つのロコチェック」
②立ち上がりテスト
③2ステップテスト
④ロコモ25シートチェック
4種類あります。
今回は、その中の①②③の3種類の検査方法を写真に添えておきますので一度ご確認ください。
詳しく知りたい方は、インターネットで日本整形外科公式の「ロコモを知ろう」を検索してご覧ください。
ご自身で検査される際は、痛みや転倒に十分気をつけて実施してください。難しい方は、①だけチェックしてみてください。
また当院では、正確なロコモティブシンドロームの検査、判定チェックを実施しています。ご希望の方は、来院時にお気軽にお伝えください。
※当院は、前述した①②③④の検査に加えて、先週配信した「片脚立ち検査」も指標にしています。
これらの検査結果から「ロコモ度」が判ります。
「ロコモ度1」
ロコモ(移動機能の低下)が始まっている状態。
※筋力、バランスが低下している状態
「ロコモ度2」
ロコモ(移動機能の低下)が進行している状態。
※さらに筋力、バランスが低下し、運動器疾患を発症している可能性が高い状態。
「ロコモ度3」
ロコモ(移動機能の低下)がさらに進行して、社会参加に支障をきたす状態。
※自立した生活ができなくなるリスクが非常に高い状態
ロコモ予防には運動は必要不可欠です。全力でサポートしますので、是非この機会に良い意味で危機感をもって、運動習慣の見直しをしていきましょう!





