NEWS 結のオススメ健康情報配信日記

【座りすぎによる健康リスク】

日本人は世界有数の座りすぎ国

「座りすぎによる健康リスク」

研究結果からわかること

今回は、当たり前の「座る」という日常生活習慣が引き起こす健康リスクを研究データを中心にご紹介します。座ることはカラダにとって「良くない」ということを具体的に知っていただけたらと思います。

ご存知でしょうか。日本人は世界一、座っている国民であるということを。シドニー大学が行った

「世界20か国における平日の総座位時間」の調査では、日本人の座っている時間が最長でした。

みなさんは1日にどれくらいの時間を座って過ごされていますか?

デスクワークや会議、車通勤、ドライバー業務、自宅ではテレビを見る時や、パソコン・スマホを使う時、食事をする時など日常の多くの場面で座っている時間があると思います。

また、ある研究では、コロナ禍で外出自粛、カラダを動かす機会の喪失により、1日の歩数が2000歩以上も減り、座る時間が増大しているといわれています。今後、移動の少ない勤務スタイルが定着、さらに拡大していくことも考えられます。特に在宅勤務の方は注意して、「座りすぎない対策」をとられることをおすすめします。

「Sitting is the New Smoking!」=座りすぎの生活はタバコを吸うのと同じくらい悪いという言葉も生まれています。

以下に研究データを記載します。

●座りすぎは寿命を縮める(死亡リスクが増加する)

→1日11時間以上座る人は4時間未満の人と比べ、死亡リスクが40%アップするー。豪シドニ一大学などが2012年に発表した調査結果は世界に衝撃を与えた。

→京都府立医科大学大学院医学研究科は、座っている時間と死亡の関係について研究を行い、6万人を超える日本人を7.7年間追跡したデータを用いて、座っている時間が長いほど死亡リスクが増加することが確認された。

→余暇時間におけるテレビ視聴や読書を含む座位時間が1日6時間以上の成人の場合、3時間未満の成人と比べて、総死亡リスクが男性で17%、女性で34%も高い。(Warren Ty.2010)

→自動車移動に伴う座位時間が週平均10時間以上の成人男性は、週4時間未満の男性に比べて、心疾患死亡リスクが82%も高くなる。(Warren Ty.2010)

●運動をしている、していないに関わらず、座りすぎは寿命を縮める(死亡リスクが増加する)

→オーストラリアの成人男女222,497人が研究に参加しています。こちらも普段の運動習慣と一緒に座位時間が調査されました。そして、運動習慣のあるなしにかかわらず、座位時間が長いと死亡する危険度が高いことが示された。

●座りすぎは喫煙と過剰飲酒と同程度の健康リスクがある

→2012年WHOは、座りすぎが偏った食習慣や過剰な飲酒、喫煙とともに肥満や糖尿病、心筋梗塞、脳梗塞などを誘発して、世界で年間約200万人の死因につながると発表。WHOによると、世界で喫煙は500万人以上、飲酒は300万人以上の死因になっていて、座りすぎは喫煙や過剰な飲酒と同程度の健康リスクになっているとのこと。

●座りすぎは体の健康だけでなく、心の健康(メンタルヘルス)にも悪い影響を与える

→明治安田厚生事業団体力医学研究所による調査では、1日に12時間以上座っている人は、6時間未満の人に比べて、心理的ストレス=心の健康状態の悪い人が3倍も多いことが判明。

●普段、運動しているかどうかにかかわらず座りすぎていると2型糖尿病が多いことを明らかにした研究があります。米国の看護師さんたち68,497人が研究に参加しています。普段の運動習慣と一緒にテレビを視ている時間が調査されました。そして、運動習慣のあるなしにかかわらず、テレビ視聴時間が長いと2型糖尿病に罹患する危険度が高いことが示されました。

●運動しているかどうかにかかわらず座りすぎていると寿命が短くなることも報告されています。

オーストラリアの成人男女222,497人が研究に参加しています。こちらも普段の運動習慣と一緒に座位時間が調査されました。そして、運動習慣のあるなしにかかわらず、座位時間が長いと死亡する危険度が高いことが示された。

●座りすぎは糖尿病のリスクが高まる

また、明治安田厚生事業団体力医学研究所の調査(平成30年)によると、1日9時間以上座っている成人は、7時間未満と比べて糖尿病をわずらう可能性が2・5倍高くなることが示された。

●座る姿勢が腰(椎間板)に一番負担がかかる

腰に負担がかかる値を立つ姿勢100として表した場合、座る姿勢は140(1.4倍)も負担がかかっている。

このように様々な研究結果から、長時間の座りすぎ、1日トータルの座位時間が多い程、健康被害の

リスクが高くなることが明らかにされています。特に現在おカラダに痛みを抱えている方は、より

一層気をつけなければいけません。

では、座るのが当たり前の「生活習慣」をどのようにして改善すれば良いのか。

少しの意識や努力で改善できる、当院オススメの方法(メソッド)なども含めて、次回の健康情報

配信日記にてお伝えします。

Don’t take it for granted to sit

〜座ることを当たり前にしない