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結オススメの健康情報日記

【反り腰改善シリーズNO.2「反り腰」を改善。正しい姿勢に導く結が最も推奨する姿勢改善】

【自然調律(姿勢バランス改善法)】

〜立つ時に

●足の内くるぶしの上挟み

〜座る時に

●股上内転筋挟み

今回は、長年の臨床研究で導きだした最も簡単に正しい姿勢へ導く姿勢制御法をご紹介します。前回からの続きで、姿勢不良 (反り腰、猫背など)を改善するには日常生活における立ち姿勢、座り姿勢を変えていく必要があります。しかし、多くの方が正しい姿勢をつくり保つ方法が分からず、前回お伝えしたよう無理に力を入れすぎる「気をつけの姿勢」で間違った直し方をされています。逆に力を抜ききった「休みすぎ姿勢」をとられている方も多くみられます。

今回お伝えする方法は、あるアイテムを使うだけで無理な力を入れず、簡単に正しい姿勢をつくることができるオススメの姿勢改善法になります。学校教育機関におけるこどもたちの姿勢講演会や産婦人科の産前産後骨盤ケア講演会などでもお伝えしている姿勢改善法になります。

配信する写真を参考にしていただき、是非お試しください。家事、育児、仕事、移動中、余暇時間中でも取り入れることができます。

「立ち姿勢」自然調律法

●足の内くるぶしの上挟み法

手順

①踵と踵を合わせ、両方のつま先を軽く外に開く

※開く角度は約30〜40程度。

②足指(特に親指)を床に軽くつける

※マウスクリックする程度にポチッと軽く押しつけるイメージ

③結推奨のプラスチックボールを内くるぶしの少し上部分に挟む

※ボールが落ちない程度に軽く挟む

④股上のすぐ下の太ももの内側と内側を軽くつけ合う (内転筋タッチ)

※内転筋どおしが触れ合う程度に軽くつける

⑤「気をつけ」の姿勢のように背筋などに無理な力を入れず、ただただボールを落とさないように立ち続ける

「座り姿勢」自然調律法

●股上内転筋挟み法

手順

①椅子に座る際、足裏は床につくようにする

②足指(特に親指)を床に軽くつける

※マウスクリックする程度にポチッと軽く押しつけるイメージ

③結推奨のプラスチックボールを股上の太もも内側の間に挟む

※できるだけ恥骨(股)に近い場所に挟む

※ボールを挟んでいる感覚がある程度に軽く挟む

④膝の位置は腰幅、足幅にする

※最重要ポイント:内股にならないように注意する

プラスチックボールを挟む程度が座る際に必要な体幹筋力になります。挟んでいるだけで、体幹インナーマッスルが賦活化され、自然に骨盤が立つポジションで座ることができます。仕事しながら、余暇時間の中でもこの方法を取り入れていただき、力を抜ききった座り方、力を入れすぎる座り方を変えていきましょう。以前も健康情報配信日記でお伝えしましたが、座り姿勢はいくら良い姿勢でもカラダに負担を与えます。細まめに姿勢を変えたり、背もたれを利用するなどして、併用していくことも大切になります。

☆柔らかいソファーでは不適応になります。

☆足裏がつかない高い椅子では不適応になります。

一理論一

これらの方法を取り入れると、正しい姿勢を作る上に必要な

①正しい足裏の荷重バランス

②正しく骨盤を立てる機能

③正しい姿勢を保持するための体幹インナーマッスルなどを無理なく簡単に、自然に養うことができます。

ポイントは足裏と骨盤です。ボールをお伝えした場所に挟むだけで、足裏と骨盤の関節(仙腸関節)に正しい刺激がたくさん入ります。脳にたくさんの感覚情報を伝達するメカノセレプター(固有感覚受容器)は足裏と骨盤に豊富に存在することから、そこに正しい刺激を入れることが何より大切になります。プレゼントでお配りしているチューニングボールもそのひとつです。

一日の中で合間合間に取り入れていただくことで、正しい姿勢バランスの刺激が、関節や筋肉などにある固有感覚受容器から脳に伝達され、徐々に記憶されていき、無意識に姿勢が改善していきます。以前も健康情報配信日記でお伝えしましたが、筋トレ、ストレッチングだけでは、長年インプットされている偏った姿勢を改善することはできません。

(こどもが自転車を乗れるようになるためには、繰り返し繰り返し転けないよう自転車に乗る練習をします。自転車に乗れるようになるために必要な筋力をつける筋トレ、柔軟性を養うストレッチングだけをする方はいません。これと同じ原理です。)

姿勢を改善していくには、長年のクセ(姿勢運動神経制御)を変えていくことが必要不可欠になります。姿勢改善自然調律法を是非一度お試しください。

写真のプラスチックボールは野球の練習で使用するプラスチックボールになります。テニスボールや同じサイズ程度に丸めたタオルなどでも代用できます

一他のメリットー

・姿勢が改善することで痛みの解消、再発予防にもなる。

・腹筋、体幹トレーニングが苦手な方でもこれだけでも体幹インナーマッスルを活性化することができる。

・トレーニング時間をとらなくても、普段の日常生活や仕事中でもできる。

一注意点一

・研究結果(科学的根拠)からいくら正しい姿勢をとっていても、同じ姿勢を長時間続けることはカラダにとって良くありません。長時間ボールを挟まないように気をつけてください。

立ち姿勢ら1回に連続3一5分程度

座り姿勢なら1回に連続15分程度

にしていただき、1日の合間合間に取り入れてください。

実施方法や内容がわからない方は来院時にお気軽にお声掛けください。